
Kajihara Shigemasa

1971年大学卒業後佐賀県窯業試験場にて釉薬の調合から始める。1976年オリジナルの釉薬、呉須を研究開発し「青花」ブランドとして発表。自作は染付、青白磁を中心に制作。鍋島青磁の作品に感銘し本格的に研究をスタート。中国の宋時代の官窯青磁に移行。1999年14代柿右衛門先生と九州産業大学芸術学部へ教育と研究の開始。2013年河南・河北省 磁州窯、鈞窯、汝窯清涼寺窯址。2014年浙江省 龍泉大窯址を訪問し念願がかなう。この時のフィールドワークを基に紀行文、再現研究の論文を査読付きで発表。50年に及ぶ青磁の研究とオリジナルの釉薬とロクロによる成形にこだわり、30数年の登り窯による焼成の経験を生かして、壮大な森羅万象に着目し作品として進化していくことが目標。
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