
Katsuta Fumihiro

身近な草花をスケッチしてデザインすることを大切にしながら、草花をモチーフにした和紙染技法を活かして、草花の表情や季節感を表現している。生活を潤いのあるものにする様々な使いやすい器作りを心がけて創意工夫している。また素地には化粧土の流れの変化の味わいを生掛けすることによって出している。地元で採取した鉱物を精製して絵具として使用し、自然の色合いを生かしている。佐賀玉屋や嬉野温泉大正屋では和紙染作品が常設展示されている。
また元寇の際に伝えられた地元尾崎焼の復興に携わり、手焙火鉢や風炉や香炉や筆立などの現代の生活に生きた尾崎焼を目指している。地元の小学校で毎年尾崎焼の講義と作陶体験を指導させていただき、伝統ある尾崎焼の啓蒙復興に力を注いでいる。
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