
Nakazato Tarouemon

唐津焼の十四代中里太郎右衛門として襲名後は個展を中心に作品を発表しております。若い頃から中国の古窯を巡り、そこで出会った磁州窯の掻落し技法に魅了され唐津の素材を用いた掻落しをライフワークとしています。また近年では福岡の宗像大社へ奉納させて頂いた奈良三彩小壺の復元をきっかけに三彩技法にも取り組んでおり420年以上続く唐津焼の長い伝統を大切にしつつ、さらなる新しい唐津焼の姿を模索しています。
また2020年には敷地内に御茶盌窯記念館を開館致しまして古唐津から近現代の唐津焼の展示と共に唐津の食材を用いた食事会や音楽イベントも行っています。この記念館を通して唐津焼だけでなく総合的な唐津の文化を広く発信していきたいと思っております。
Artist Biography
Principal Award History