
TSUJI Toshihiko

有田磁器をキャンバスに線を刻む……
聡窯(そうよう)の三代目 辻聡彦の技法は、成形後の半乾き時に線を彫り込む事で、自由な土のめくれによって立体感や奥行きを生み出す独自の「線刻技法」を用いるのに加え、呉須など磁器絵の具のグラデーションと釉薬を施す事により、素材が持つ透明感ある美術作品に仕上がります。
海、空、朝霧、夕映え、山々や田畑、四季の中の花や木々、自然が持つ無限の広がり……肌で感じたその瞬間の感動を、有田磁器の世界に表現していきたい。
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